2024.06.04
当店のHPをご覧いただき誠にありがとうございます。街の屋根やさん西条・新居浜店の丹 善寛(たん よしひろ)です。本日のブログでは新居浜市で行った『瓦が落ちて崩れそうな納屋の屋根修繕』をご紹介します。こちらお宅の工事ブログを書くのを忘れていて、すっかり遅くなってしまったことお詫びし…
今回屋根工事を行ったのは今治市在住71歳のT様。
以前から「巨大化する大型台風の被害」や「南海トラフ地震」の報道で自宅の防災対策が気になっていたそうです。
そんなある日、新聞記事で『新築住宅の瓦の固定義務化!ガイドライン工法改定へ』という内容の記事が目に留まり、一度屋根の点検をしようと決心!
インターネットで当店の「屋根の無料点検」を見つけてお電話を頂きました。
お宅にうかがい、屋根の点検をするとT様邸の屋根はモニエル瓦という現在廃盤になった瓦の屋根。
築38年と年数は経っていますが定期的な塗装メンテナンスのおかげで瓦自体に問題は無く雨漏りの心配はありませんでした。
しかし昭和の施工ということもあって瓦は1段飛ばしの留め付け。
半数は桟木に引っ掛かっているだけの状態でした。
その状態でも通常の台風程度なら問題ないのですが、最近の大型台風が来たときには瓦が飛散してしまう危険があります。
実際に大阪を襲った平成30年の台風21号の復興でお手伝いに行った際には、T様邸と同じモニエル瓦が飛んでしまって近隣のお宅の屋根やカーポートを痛めてしまった様子を目の当たりにしました。
またT様は瓦の重量も大変気にしていました。
耐震性はしっかりとあるお家ですが、屋根が軽いに越したことはありません。
モニエル瓦は1枚/4.5㎏・1坪(35枚)/144㎏
T様邸屋根50坪で7.2t以上の重量になります。結構な重さですよね(;^ω^)
以上の二つの問題を解決するべく最近人気の高い軽量瓦『ROOGA』を使って葺き替えの屋根工事をさせて頂くことになりました。