伊予市で雨漏りする屋根をアスファルトシングルで屋根リフォーム

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施工事例
伊予市で雨漏りする屋根をアスファルトシングルで屋根リフォーム

工事のきっかけ

伊予市にお住いのお客様より雨漏りして困っているから修理してほしいとのお問い合わせをいただきました。
屋根調査にうかがってお客様に詳しいお話をを聞くと、かなり前から雨漏りはしていたけど1年前から雨漏りがひどくなり、どんどん建物がいたんでいくのですごく不安だったようです。
雨漏り症状がひどかったので、屋根のセメント瓦を撤去して新しくアスファルトシングルの「アルマ」へ屋根葺き替えリフォームすることをご提案しました。

伊予市屋根葺き替え,屋根材(アスファルトシングル)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根葺き替え,屋根材(アスファルトシングル)

施工期間: 3日間

使用材料: アスファルトシングル「アルマ」

築年数: 築60年

保証年数: 工事保証：10年

工事費用: ￥1,720,000（税別）

建坪: 屋根面積：116㎡

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】セメント瓦は雨漏り事例の多い屋根

こちらが屋根葺き替え工事をする伊予市にある木造平屋建てのお住いです。
屋根にはセメント瓦がのっています。セメント瓦は40年以上前に建てられた建物によく使われており、焼き物の瓦と違い10年に1度の屋根塗装メンテナンスの必要な屋根材です。
また雨漏り事例の多い屋根材で、現在では製造されていません。

こちらのお住いも雨漏りがひどく、屋根塗装では雨漏りが直らないくらい深刻だったため、古い瓦を降ろして新しい屋根材にリフォームする屋根葺き替え工事をすることになりました。

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「屋根葺き替えで不安を解消しませんか?」

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】セメント瓦の撤去

それでは屋根葺き替え工事をはじめます。まずは屋根にのっているセメント瓦を剥がして撤去します。
セメント瓦を上に持ち上げると簡単に剥がせます。剥がした瓦はトラックの荷台に積み込み処分場へ持って行って処分します。

こちらのお住いの屋根面積は116㎡あり処分するセメント瓦の重量は約5.5トンもありました。

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】古く傷んだ野地板

セメント瓦を剥がすと瓦の下の野地板があらわれます。古い建物の野地板は厚みも薄く、板どうしの間隔も広くなっています。
また長年の雨漏りにより木本来の油気が抜け、脆く弱くなっています。このままでは新しい屋根材を固定する釘が効かないので、新しい屋根下地をつくることが重要となります。

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「野地板は屋根材と防水紙の下の超重要部分、張り替えと増し張りでより強く」

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】野地板の上に胴縁の取付け

古い野地板の上に新しい屋根下地の土台となる胴縁（どうぶち）とよぶ20㎜×45㎜の木材を取り付けます。
これを垂木の位置に胴縁をビスでしっかりと固定します。

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「垂木とは？屋根の内部の構造ってどうなっているの？」

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】構造用合板で屋根下地つくり

胴縁の上に厚み12㎜の構造用合板を重ねて釘留めします。
910㎜×1820㎜の畳と同じ広さの構造用合板を隙間なく敷き詰めしっかりと釘留めすることで、新しい屋根材を留める釘がしっかりと効き、地震時の揺れにも建物がねじれるのを防ぎ耐震性も向上します。

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】防水紙の施工

新しくなった屋根下地の上に防水紙を施工します。防水紙は屋根材の下に侵入した雨水が雨漏りするのを防ぐ大事な役割があります。
今回使用する防水紙は防水性と耐久性に優れる改質アスファルトルーフィング（通称：ゴムアスルーフィング）を施工します。

水下の軒先から順番にタッカーを使って屋根下地に留めていきます。このとき注意するのが重なり代、上下10センチ・左右20センチ以上被せて施工することでしっかりと雨漏りを防ぎます。

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「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性」

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】ケラバはケラバ板金を取り付けます

屋根の端部のケラバに木下地をビスで固定します。
木下地にケラバ板金を被せて横から木下地にビス留めします。

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】アスファルトシングル「アルマ」

今回施工するのはアスファルトシングルの「アルマ」。
「アスファルトシングル」は、今から100年以上前に北米で開発され、カナダや米国では一般的に普及している屋根材です。
アスファルトを、ガラス繊維(グラスファイバー)の基材に含浸・コーティングし、砂粒で表面を着色して作るのが主流で、「シングル」とも呼ばれています。

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】アルマは釘とシングルセメントでしっかりと固定

アルマを水下の軒先から順番に施工していきます。専用のエアー工具で釘留めして追加でシングルセメントで上下のアルマを接着させます。
アスファルトシングルはしっかりとした施工法を順守すれば強風にも強く地震や台風など自然災害に強い屋根です。

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】棟の木下地「貫板」の取付け

平部のアルマが施工できたら棟の施工にはいります。
まずは棟の木下地である貫板（ぬきいた）を屋根の頂部の棟にビスで固定します。
貫板が腐食すると棟板金を固定するビスが効かなくなり風で飛ばされる危険があるので、防腐剤を加圧注入させた特注の木材の貫板を使用しています。

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】棟板金の取付け

貫板の上に棟板金を被せて横からビスで固定します。棟板金の継ぎ目から雨水が侵入しないようにコーキングでしっかりと防水処理をすることが重要です。
棟板金は耐久性に優れるガルバリウム鋼板製なので永くお住いを風雨から守ります。

【伊予市・屋根葺き替えリフォーム】屋根リフォームの完成

これでアスファルトシングルの「アルマ」への屋根葺き替えリフォームが完成しました。
今回の屋根葺き替えリフォームで施工前は5.5トンあった屋根重量が約1/4の1.5トンにまで軽くなりました。
屋根の軽量化は建物の重心を低くでき耐震性の向上につながります。

アスファルトシングルのアルマに葺き替えしたことで長年お悩みだった雨漏りも解消しお客さまにも喜んでいただけました。
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