新居浜市で地震や台風に強い「防災瓦」で屋根葺き替え工事

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施工事例
新居浜市で地震や台風に強い「防災瓦」で屋根葺き替え工事

工事のきっかけ

新居浜市にお住いのお客様より「台風や大雨のときの雨漏りに困っているから屋根をみてほしい。」とのお問い合わせをいただきました。

屋根調査の結果、セメント瓦特有の雨漏り原因と陸谷から雨漏りしていました。
既存のセメント瓦を撤去して地震や台風など自然災害に強い「防災瓦」に屋根葺き替え工事します。

新居浜市屋根葺き替え,平屋,屋根材(瓦)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根葺き替え,平屋,屋根材(瓦)

施工期間: 3日間

使用材料: 陶器平板瓦　鶴弥㈱「スーパートライ110タイプⅠ」

築年数: 築40年

保証年数: 工事保証：10年

工事費用: ￥1,160,000（税別）

建坪: 建坪87㎡（屋根面積：116㎡）

雨漏りにお困りのセメント瓦屋根の雨漏り調査

新居浜市にお住いのお客様より雨漏りでお困りとの問い合わせ電話をいただきました。

早速おうかがいして屋根調査をして雨漏りの原因を調べます。
こちらは「Ｓ型スレート」とよばれるセメント瓦の屋根です。
セメント瓦は雨漏りしやすい屋根材で要注意！

こちらの屋根調査のブログ
「新居浜市でセメント瓦屋根の雨漏りにお困りのお住いを屋根調査」

セメント瓦は雨漏りしやすい屋根材なんです！

セメント瓦を剥がして点検します。
セメント瓦の上下の重なりにホコリやゴミが溜まっていました。

このホコリに雨水が触れると毛細管現象により雨水を吸い上げて瓦の釘穴から雨水が侵入して雨漏りしていました。

瓦の下の防水紙は経年劣化によりボロボロになって防水性能は全くありません。
防水紙をめくると瓦を留めていた釘穴を中心に野地板が白く変色しているのがわかります。

関連ページ
「雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ」

陸谷は雨漏り事例の最も多いので要注意！

次に「陸谷（ろくだに）」を点検します。

屋根面と屋根面のぶつかるV字型のところを谷と呼びます。
谷は雨水が集中する箇所なので雨漏りしやすい部位ですが、特に水平の「陸谷」は雨水が溜まりやすく最も雨漏り事例の多い部位になります。

陸谷周辺の瓦を解体すると陸谷板金が露出します。こちらの陸谷板金は幅も狭く水返しも低いので、雨水の排水が滞るとすぐにオーバーフローして雨漏りしてしまいます。

幅の広い陸谷板金をつかって深くすることと、排水をスムーズに流して雨水が溜まらないように加工しないといけません！

関連ページ
「屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法」

屋根葺き替え工事で不安を解消

屋根調査の結果、「屋根葺き替え工事」をご提案させていただきました。

関連ページ
「屋根葺き替えで不安を解消しませんか?」

まずは既存のセメント瓦を解体します。
セメント瓦は釘留めされていますが短い釘で、鉄製の釘のため瓦を上に持ち上げると簡単に剥がせます。
これでは台風など強風で瓦が飛ばされる危険があります。

剥がした瓦はトラックの荷台に積み込んで処分場で処分します。

こちらの屋根葺き替え工事のブログ
「新居浜市でセメント瓦屋根を屋根葺き替え工事します」

雨漏りで傷んだ野地板

こちらの写真はケラバの瓦を剝がした様子です。

関連ページ
「ケラバとは？知っておきたいお住まいの各部位の名前」

長年の雨漏りにより瓦の下の野地板は腐っていて、このまま放置することはできません。
腐った垂木と野地板を部分補修しました。

耐久性・防水性に優れる防水紙「ゴムアスルーフィング」

野地板の上に防水紙を施工します。
防水紙は瓦の下に入った雨水から雨漏りを防ぐ重要な役割があります。

耐久性・防水性に優れる上位種の防水紙「ゴムアスルーフィング」を使用して、雨漏りから大事なお住いを守ります。

関連ページ
「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性」

瓦桟木と陸谷板金の施工

新しい防水紙の上に瓦寸法を割り付けして墨をうち、墨の位置に瓦桟木を取り付け釘留めします。
瓦桟木は瓦の施工に欠かせない部材で、15㎜×30㎜の防腐処理をした丈夫な木材を使用しています。

陸谷に耐久性に優れるステンレス製の陸谷板金を取り付けます。
雨水の流れる経路をよく考えて、雨水がスムーズに排水できるように特殊な加工をして取り付けます。
雨水を上手く排水して雨漏りさせない納まりを「雨仕舞（あまじまい）」と呼び豊富な経験と専門の知識が必要です。

関連ページ
「漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い」

陶器平板瓦　鶴弥㈱「スーパートライ110タイプⅠ」

それでは新しい屋根材の陶器平板瓦の施工に入ります。

こちらの瓦施工のブログ
「新居浜市で陶器平板瓦に屋根葺き替えして雨漏り解消」

今回使用する瓦は愛知県にある瓦製造業界最大手のメーカー鶴弥㈱の「スーパートライ110タイプⅠ」を施工します。
この瓦は高い焼成温度で焼き締められた高品質の瓦で耐久性が高く、他の屋根材のような塗装メンテナンスの必要がない経済的な屋根材です。

地震や台風など自然災害に強い「防災瓦」

軒先の瓦から順番に施工します。
軒先の瓦は風の影響を受けやすいので、Ｌ型の押さえ釘1本とステンレス釘2本の合計3本の釘で固定します。

この瓦は互いの瓦同士がかみ合ってロックする「防災瓦」なので地震や台風など自然災害に強い屋根ざいです。

関連ページ
「地震などの災害に強い! 従来のイメージを覆す防災瓦」

換気棟で快適な住環境

棟に「換気棟」を付けます。
換気棟とは夏の暑さ対策や小屋裏の結露対策の効果があります。

関連ページ
「夏は涼しく、冬は結露を防ぐ! 快適生活をサポートする換気棟」

事前に換気棟を取り付ける位置に通気口の開口部を開けて換気棟部材を取り付けます。
棟瓦を施工するときにまた専用の部材を取り付けて棟瓦を被せてビス留めしたら完成です。

小屋裏の暖められた空気が換気棟より排気されることで快適な住環境になります。

屋根葺き替え工事の完成で雨漏りの不安も解消！

屋根葺き替え工事の完成です。
地震や台風に強い「防災瓦」で生まれ変わった新しい屋根で、雨漏りや自然災害などの不安も解消しお客様に喜んでいただけました。

雨漏りや屋根のお悩みは私たち街の屋根やさん西条・新居浜店へお任せください。
無料の点検調査を行っております。

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「街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！」