伊方町の屋根リフォームは構造用合板で丈夫な屋根下地工事つくり | 西条・新居浜市の屋根工事、雨漏り修理は街の屋根やさん西条・新居浜店

HOME
現場ブログ
伊方町の屋根リフォームは構造用合板で丈夫な屋根下地工事つくり

伊方町で屋根葺き替え工事をしています。
前回のブログは雨漏りでお困りだった瓦屋根を撤去処分しました。

今回は屋根下地工事をご紹介します。
前回のブログ
「伊方町で雨漏りでお困りの瓦屋根を屋根葺き替え工事します」

昔の屋根の下葺材は杉の木の皮

前回の作業では古瓦と土を撤去処分しました。
下葺材の杉皮を撤去します。

現在は下葺材には防水紙を使用しますが、昔は杉の木の皮を利用していました。
杉皮の下は野地板が張られています。

野地板の間隔を大きくとって張っていたため大きな隙間があります。
このままでは屋根材を留めるビスが効かない為、屋根下地を補強します。
関連ページ
「屋根の最も重要な部分　野地板のメンテナンス」

通気胴縁で湿気対策

「垂木（たるき）」の位置に20㎜×45㎜サイズの木材をビスで取り付けます。
この木材を「通気胴縁（つうきどうぶち）」といい古い野地板と新しい屋根下地の間に通気層をつくり、湿気で腐食するのを防ぎます。

屋根の前面に、垂木の間隔で通気胴縁を取り付けました。
関連ページ
「垂木とは？よくわかる屋根の構造について」

構造用合板で屋根下地補強

つぎに合板を張ります。
使用する合板は厚み12㎜の針葉樹構造用合板を使います。
合板には種類があり使う用途により適切に使い分けなければいけません。

屋根には湿気や水気に強い針葉樹（杉やヒノキ）の合板が最適です。
合板は通気胴縁の位置に釘留めします。

新しい防水紙を張ると雨漏りしません！

丈夫な屋根下地ができたら防水紙を張ります。
防水紙は上位種のゴムアスルーフィングを使います。

軒先から順番に上に向かって敷いてタッカーで留めます。
これで雨が降っても室内に雨漏りすることはありません。

丈夫な屋根下地に生まれ変わったことで新しい屋根材を留めるビスも良く効きます。

屋根下地のメンテナンスは重要！

屋根葺き替えリフォームは古い屋根材を撤去するので、その下の弱くなった屋根下地をメンテナンスできる絶好のチャンスです。

雨漏りしていた屋根の屋根下地は木の油気が抜け、本来の強度が弱くなっています。
屋根下地は屋根の最も重要な部分なので適切なメンテナンスが家を長持ちさせる秘訣です。

屋根のリフォームや雨漏りにお困りの方は私たち街の屋根やさん西条・新居浜店へお気軽にお問い合わせください。
無料の屋根点検を行っております！

関連ページ
「お住いの無料点検について」